【Web系エンジニア編】SES(客先常駐)で辛かった経験談

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エンジニアの働き方

こんにちは。Web系エンジニアのカズです。

エンジニア歴は7年になります。

今回は、【Web系エンジニア編】SES(客先常駐)で辛かった経験談について記事にしました。

私がWeb系エンジニアのプログラマーとして、経験したことを記事にしています。

前提として先に言っておきますと、私はSESに対してそこまでマイナスのイメージを持っていません。

むしろ、良い現場で沢山経験を積ませてもらうことができました。

現場経験と自己学習をすることで結果的にスキルアップもできたと思っています。

しかし、中には辛かった常駐先の現場もありました。

単純に私のスキルが見合っていないことが原因な事もありましたが、現場の体制的に辛いこともありましたので、その点を紹介していきます。

 

本記事の内容

・SES(客先常駐)で辛かった現場の特徴4選

・SES(客先常駐)のメリット

・SES(客先常駐)のデメリット

・SES(客先常駐)が辛くならないようにするための対策

 

SES(客先常駐)で辛かった現場の特徴4選

①タスク管理がされていない

②ソースコードが整備されていない

③仕様が複雑になりすぎて、わかりにくい

④SES社員が自分だけの時は、孤独感がある

 

①タスク管理がされていない

タスク管理がされていないと、どういうことが起きるでしょう。

結論、下記のような事態になります。

・突発的に急ぎのタスクが無茶ぶりされる

・タスクの詳細な仕様が分からないので調査が必要になる

・難易度が自分のスキルに見合わない場合がある

こうなると、辛いですね。。

 

突発的に急ぎのタスクが無茶ぶりされる

タスクの管理がされていないということは、必要なタスクがリスト化されていないということなので「この対応も必要だった」「これ急ぎでできる?」みたいな事態になります。

こうなる原因はリーダーさんが多忙で手が回っていない、顧客と上手くコミュニケーションが取れていないなどがあると思います。

 

そもそも前提として

どの現場でもタスクを管理したりマネジメントをするチームリーダーがいて、仕事をそれぞれ割り振ります。

望ましいのは、タスク管理ツールを使用してリーダーさんが大まかな仕様を決めてタスクをリスト化し、担当者に仕事を振るのが良いと思います。

私の経験した多くの現場は、この形でした。

自分がマネジメントする側のポジションで参入する場合はこれをやらないといけないと思います。

また、プログラマーとして参入する場合は実装をするのはもちろん、仕様や設計から携わる場合は仕様調整をする必要もあります。

しかし前提として、リーダーが全体のタスクを管理して整備するというのが一般的だと思っています。

 

タスクの詳細な仕様が分からないので調査が必要になる

タスクが管理されていないということは、要求されている仕様が明確になっていない場合が多いです。

仕様は自分一人で決めるというよりは、クライアントやリーダーに確認を取る必要があります。

また、考慮漏れがないかを詳細なプログラムをみて確認する必要があります。

思わぬ落とし穴にはまる可能性もあるので注意しないといけません。

 

難易度が自分のスキルに見合わない場合がある

SESで常駐するときは自分のスキルを細かに提示して契約し業務に入ります。

しかし、自分のスキルの範囲外のタスクを振られることもあります。

プラスに考えれば、幅広い業務を担当出来ていて知見が広がりスキルアップにつながると捉えることもできます。

しかし全くやったことのない技術を求められ、更に急ぎの対応を求められると正直しんどいです。

現実的にタスクを消化するのが難しいでしょう。

 

②ソースコードが整備されていない

上記のように至急の対応を続けたり、仕様が精査されていないと、ソースコードにも影響がでます。

ソースコードが整備されていない状態となり、第3者がソースコードを読んでも理解できなくなってしまいます。

整備されていないソースコードとは

  • 共通化されていない
  • どこに何の処理を書くかのルールが統一されていない
  • バグが起こりやすい

仕様書などドキュメントがあれば良いですが、多くの場合ドキュメントが整備されている現場は少ないです。

そのためエンジニアやプログラマーはソースコードから仕様を把握していく必要がありますが、ソースコードが整備されていないと厳しいです。

結果、仕様を人に確認する時間が増えてしまいます。

こういう現場の場合、仕様について聞きたくても忙しくて時間が取れなかったりするので作業効率が大幅に落ちます。

 

③仕様が複雑になりすぎて、わかりにくい

仕様やソースコードやドキュメントが整備されていない中で、プロジェクトに途中参入すると仕様の把握が大変です。

人に聞くしかなく、先ほど記載したように効率が悪くなってしまいます。

特に外部連携周りの仕様を把握する場合は、更に難しいです。

期待値がどうなれば良いのかの把握も複雑なことが多いです。

 

④SES社員が自分だけの時は、孤独感がある

SESで常駐している人が、自分だけだと立場が他の方と異なり孤独感が生まれやすいです。

今は臆せずコミュニケーションを取ったり発言することに慣れましたが、経験が少なくスキルに自信がないときは不安な事が多かったです。

とはいえ、SES社員が自分だけという状況は稀ではありますが。。

 

SES(客先常駐型)のメリット

・色々な企業で働けるため、様々な経験ができる

・スキルアップしやすい(現場による)

・未経験でも入社しやすい

・出会いが多い

・残業が少ない(月の勤務時間上限が決まっている)

 

SES(客先常駐型)のデメリット

・どんな企業なのか働いてみないと分からない(空気感、タスク量、スピード感など)

・年齢とともに仕事が制限される可能性

・自社の人と関りが薄くなる

 

SES(客先常駐)が辛くならないようにするための対策

・スキルを上げていく

・仕様の理解力や調整力を上げていく

・現場を選ぶ

 

スキルを上げていく

現場で学び、少しずつ自己学習をすることを繰り返していく必要があります。
スキルが上がれば単価も高くなり、お給料にも反映されます。
そして、自分のスキルにある程度自信があれば、現場を選ぶことができます。
上記のような、辛い状況の現場にいくことを避けることができるようになります。

 

仕様の理解力を上げていく

仕様の理解力についてはソースコードを読む力と、プロジェクトの数をこなして慣れることも必要です。

また臆せずコミュニケーションをとっていくことも大切です。

参考までですが、おすすめ本を紹介します。

 

現場を選ぶ

スキルがあれば現場を選べます。

単価交渉、リモートあり、フレックス、現場の稼働状況、などを見て選べれば辛い思いをすることは少なくなるでしょう。

 

 

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