初心者エンジニアがやるべき学習ロードマップまとめ

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学習方法

こんにちは。Web系エンジニアのカズです。数年前に未経験からプログラミング学習を始めて転職し、現在は単価80万円~90万円の案件を受注して活動しているエンジニアです。

「未経験からエンジニアへの転職を考えている」という方は、私のブログを通してお役に立つ情報を発信できれば幸いです。

さて、これまでの記事でも学習内容について触れてきましたが、本記事でもう一度「初心者がやるべき学習ロードマップ」というテーマでお話していきたいと思います。

 

目標設定

わかりやすく言えば、「稼ぐこと」ですかね。「自由働き方を手に入れたい」「面白いサービスを作りたい」なども同様に稼ぐことにつながります。

イメージとしては月単価50万~70万円くらいを目標に学習していくイメージです。
私はエンジニアになりたての頃は月単価50万円からのスタートでした。そこから実績や経験を積んで学習を継続して今に至ります。

ここで私の経験してきた参考例として月単価50万円前後のスキル感を提示してみます。

スキル参考例(Web系エンジニア)

言語:HTML, CSS, Javascript/jQuery, PHP

フレームワーク:学習中

使用ツール:Git, Redmine, Backlog, Slack, Vscode, etc・・

仕様書:基本設計書、詳細設計書、テスト仕様書のいずれか作成経験あり

一例ですがざっと要点だけまとめると、こんな感じでしょうか。
単価については交渉次第でもあるので、一概には言えません。あくまで目安です。
まずはこのようなスキル感を身に付けることを目標にしてみましょう。

 

基礎学習

基礎学習は無料でアプリやネットの情報で習得することが可能です。おすすめは主に下記二つ。

・Progate

・ドットインストール

Progateは初心者向けの学習ツールで「プログラミングって何?どんな感じ?」っていう人にピッタリな教材だと思います。
ゲーム感覚でイメージをつかみながら楽しく学習できます。

ドットインストールは初級or初中級といったイメージの学習ツールです。
動画を見ながら真似すれば、基本的には躓くことなく学習できますがProgateに比べれば少々実践的な学習方法となるでしょう。

なので、Progate→ドットインストールの順に学習していくと効果的です。

 

実践

基礎ができたら、実践です。現場レベルに近い実践を取り入れる必要があります。具体的には○○を作ってください。のような課題が良いと思います。

ここからは少し踏み込んだ話をしますが、ネットにある学習の問題集とかだと例えば下記のような形式が多いのではないでしょうか。

参考例(Javascript編)

問題1:「正解です」というアラート機能を追加してください。

問題2: 次の配列の末尾にに要素を追加してください。[‘A’, ‘B’, ‘C’]

問題3: 1~100の数字を表示するプログラムを組んでください。

Javascriptの基礎を学習した方なら、すぐできる問題でしょう。しかしこれは実践とは程遠い問題です。各セクションごとに問題を出しているだけで、各セクションを複合的にプログラムする問題が実践に近い形式になります。

簡単な実践系の問題を仮に1問挙げてみます。

問題①:今日の星座占いを作る。(Javascript編)

仕様①:HTML,CSS,Javascriptを用いて作成してください。
仕様②:1位~12位の順位とラッキーカラーをつけて各星座をtable表示してください。
仕様③:占いができるのは1日1回のみとする。
仕様④:「スタート」ボタンを押下すると、「占い結果を表示します」のアラートを表示する。
仕様⑤:1日2回以上「スタート」ボタンを押下した場合は、「明日また占ってください」のアラートを表示する。
この問題を解くためにJavascriptのどのセクションを使用するか。どのような工程でプログラムを組むか想像してみましょう。

・12星座の配列を生成(セクション:配列)

・12種類の色の配列を生成(セクション:配列)

・「スタート」ボタンを作成して、クリックイベントを設定する(セクション:イベント処理)

・「スタート」ボタンが1日1回押されたか、2回以上押されたかを判定する(セクション:条件分岐)

・1回目の押下だったら、アラートを表示後に星座の配列と色の配列をランダムで並び替えて、配列の要素を先頭から順にtable表示する(セクション:配列、ループ)

・2回目の押下だったら、アラートを表示する。

おおまかな流れはこんな感じでしょうか。
上記では「配列」「条件分岐」「ループ」「イベント処理(登録ボタン押下時)」などセクションを複数絡めて、プログラムを組む必要がありますね。
このように実践的なプログラムを組む訓練を多く取り入れる必要があります。
実践をたくさんこなすことで、スキルと呼べる力が身につくでしょう。

 

ポートフォリオ作成

最終課題としてポートフォリオを作成してみましょう。
ポートフォリオは自分のスキルの証明をするためのものです。

自分の学習の集大成。今持っている技術をフル活用して、何か作りたいWebページやアプリを作成しましょう。そして就職活動やフリーランス活動に活用しましょう。

ただ、実践問題やポートフォリオあたりで挫折してしまう人が多いのが現実です。プログラミングの独学の挫折率は90%と言われています。

サポートを受けてでも「エンジニアになって稼いでいきたい」という方は、こちらの記事を参考にしてください。

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